SBIホールディングス2027年満期米ドル建社債(第2回)徹底解説|年4.30%(税引前)の利回りで実現する安定運用

近年、低金利環境が続く日本国内では、円建て預金や国内債券の利回りが非常に低く、資産運用の選択肢が限られていると感じている方が多いでしょう。

そんな中、海外通貨建ての社債、特に米ドル建て社債は、安定した利回りと分散投資の両立を考える投資家に注目されています。

今回ご紹介するのは、SBIホールディングス株式会社が発行する「2027年10月27日満期米ドル建社債(第2回米ドル建SBI債)」です。

本記事では、この社債の概要、メリット・リスク、購入方法、そして投資判断のポイントまで、初心者にもわかりやすく徹底解説します。

\米ドル債のご相談はIFAへ /
SBI証券取扱商品の相談はこちら
好利率債券も多数取扱い!

米ドル建て社債とは?債券初心者にもわかりやすく

画像

1. 社債の基本構造

社債とは、企業が資金調達のために発行する借入証書のことです。投資家は社債を購入することで企業にお金を貸し、利息(クーポン)を受け取り、満期に元本が返済される仕組みです。

  • 利率(クーポン):企業が支払う利息

  • 満期償還:投資元本が返ってくる日

  • 信用リスク:発行企業が債務不履行になるリスク

  • 為替リスク:外貨建ての場合、円換算で元本や利息の価値が変動

2. 米ドル建て社債の特徴

米ドル建て社債はドルで利息と元本が支払われる社債です。日本円と比較して高い利回りが期待でき、為替差益の可能性もあります。ただし、円高になると円換算の元本や利息が減少するリスクがある点は理解が必要です。

発行体:SBIホールディングス株式会社について

画像

SBIホールディングスは、「金融を核に金融を超える」を掲げ、国内外で幅広い事業を展開する企業です。

3-1. 主な事業領域

  1. 金融サービス事業:オンライン証券・銀行・保険

  2. PE投資事業:ベンチャー企業への投資

  3. 資産運用事業:アセットマネジメント

  4. 暗号資産事業:仮想通貨関連サービス

  5. 次世代事業:医療・バイオ・ヘルスケア・メディカルインフォマティクス

これらの事業により、SBIグループは過去20年以上にわたり安定成長を続ける企業として評価されています。信用格付けはR&I社の「A-」で、投資家にとって信頼性のある発行体といえます。

本債券の基本情報

画像

◾️商品名
SBIホールディングス株式会社2027年10月27日満期米ドル建社債(第2回米ドル建SBI債)
◾️発行体格付
A-(R&I)
◾️発行額
1億米ドル
◾️利率
年4.30%(税引前)年3.426%(税引後)
◾️利払日
毎年4/27、10/27(初回:2026/4/27)
◾️満期償還日
2027/10/27
◾️発行日
2025/10/30
◾️受渡日
2025/10/31
◾️投資単位
1,000米ドル以上、1,000米ドル単位
◾️売出期間
円貨決済:10/22 12:00~10/30 14:30 / 外貨決済:10/22 12:00~10/30 17:00

利回りと運用の魅力

画像

今回の社債の利率は年4.30%(税引前)、年3.426%(税引後)と設定され、国内債券に比べて高い利回りが期待できます。また、米ドル建てであることから、為替リスクを考慮しつつ分散投資を行うことで、資産全体の安定性向上にも寄与します。

クーポン支払い

  • 年2回の利払い(4月27日、10月27日)

  • 初回利払いはショートファースト・クーポン(発行日~初回利払日までの期間分)

投資対象としての適合性

SBIでは、本債券を以下の条件を満たす方に適合すると想定しています。

  1. 債券の基本的な商品性を理解している方

  2. 発行者の信用リスクや為替変動リスクを理解できる方

  3. 余裕資金での投資を検討している方

※主たる資金の性格が生活資金に近い方や、安定重視で利回りを重視する方以外にはおすすめできません。

為替リスクの理解

米ドル建て社債では、円建て換算での元本や利息の価値が為替によって変動します。SBIでは過去の為替変動データも公開しており、2015年~2024年のドル円の最円安・最円高と年間変動率を確認できます。
過去の為替変動情報はこちら

為替リスクを抑える工夫

  • 外貨決済では、為替ヘッジ商品を組み合わせる

  • 分散投資により為替変動の影響を緩和

  • 長期保有で短期的な変動を吸収

過去の外債パフォーマンス

SBIが2006年以降取り扱った公募売出外債(外貨建て・円貨決済型)は571銘柄。通貨ごとの償還済・未償還銘柄のパフォーマンスも公開されています。
公募売出外債パフォーマンス

過去の実績を見ることで、利回り水準や為替影響を具体的にイメージすることができます。

社債購入のメリット

  1. 高い利回り:国内債券よりも高利回りで運用可能

  2. 分散投資:円建て資産と外貨建て資産を組み合わせることでリスクを分散

  3. 予測可能なキャッシュフロー:定期的なクーポン支払いで収益を計画的に獲得

  4. 信頼性のある発行体:SBIグループは国内外で多角的事業を展開、信用力が高い

社債購入の注意点(リスク)

  • 為替リスク:円高になると円換算での利息・元本が減少

  • 信用リスク:発行体が債務不履行となる可能性

  • 流動性リスク:満期まで保有しない場合、途中売却価格が変動する可能性

まとめ:SBI米ドル建社債の魅力と選び方

SBIホールディングス2027年満期米ドル建社債は、高利回り・分散投資・信頼性の3拍子揃った商品です。円建て資産だけで運用している方にとって、外貨建て資産の組み入れは資産の安定性向上に貢献します。

ただし、為替リスクや信用リスクを理解したうえで、余裕資金で投資することが必須です。購入前には、初心者向け債券セミナー動画やSBIが公開する過去の外債パフォーマンスを参考に、自身の投資方針と照らし合わせて判断してください。

マネーアドバイスセンター株式会社について

マネーアドバイスセンター株式会社は、SBI証券の登録第1号IFAとして、
資産形成層から富裕層まで幅広いお客様に、運用・相続・贈与など総合的なコンサルティングを提供しています。

  • 登録番号:関東財務局長(金商)第431号

  • 所在地:東京都千代田区二番町8-3 二番町大沼ビル4階

  • 電話:03-5212-1690(平日9:00〜17:00)

  • 公式LINE:https://lin.ee/oS8dCMU

  • お問い合わせフォーム:https://ifawork.co.jp/contact/

資産運用に関する無料相談も随時受付中です。
「SBI債の購入を検討している」「自分の資産に合うか知りたい」という方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。

\相談料無料 /
オンライン相談予約はこちら
資産運用のプロが最適なご提案をさせていただきます!