
こんにちは!マネーアドバイスセンターです!
最近、投資信託の中でも特に注目を集めているファンドがあるのをご存知ですか?その名も、「世界のベスト」!
昨年(2024年)の2月頃には純資産総額が1兆円に到達するかどうかという話題で盛り上がっていましたが、なんと、2025年2月10日時点で純資産総額が2兆円を突破したというのです!わずか1年で倍増ペースという、とんでもない勢いですよね。
「世界のベスト」は、日本国内において、グローバル株式(世界株式)に投資するアクティブファンドの中で、純資産総額No.1(※2025年2月時点、インベスコ・アセット・マネジメント調べ)の地位を確立しています。
なぜ、これほどまでに多くの投資家から支持を集めているのでしょうか? 「アクティブファンドって、インデックスファンドより手数料が高いイメージがあるけど、それでも選ばれる理由は?」 「最近よく聞く名前だけど、具体的にどんなファンドなの?」
そんな疑問を解消すべく、今回は弊社、金融商品仲介業者マネアドバイスセンターと、運用会社であるインベスコ・アセット・マネジメント(以下、インベスコ)さんの対談動画(SBI証券協力)の内容を基に、「世界のベスト」が選ばれる理由、その魅力と特徴、そして投資戦略の核心に迫ってみたいと思います!
1. 圧巻の成長!「世界のベスト」の”今”を知る

まずは、冒頭でも触れた「世界のベスト」の驚異的な成長ぶりを数字で見てみましょう。
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純資産総額の推移:
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2024年初頭(1年前の動画収録時): 約1兆円
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2024年末: 1兆9747億円
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2025年2月10日時点:2兆円を突破!
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1年間で純資産がほぼ倍増というのは、投資信託の世界では異例のスピードです。これは、運用パフォーマンスが好調だったことに加え、多くの投資家から新規の資金が流入し続けている証拠と言えるでしょう。まさに、今の日本で最も勢いのあるアクティブファンドの一つと言っても過言ではありません。
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販売会社の拡大:
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2024年初頭:47社
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2024年末:66社
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2025年2月時点:69社
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当初はネット証券などを中心に取り扱いが始まりましたが、その人気と実績が認められ、今では大手銀行や証券会社、さらには地方の金融機関まで、取り扱いチャネルが急速に広がっています。皆さんの身近な金融機関でも、「世界のベスト」の名前を目にする機会が増えているのではないでしょうか?これも、多くの投資家がアクセスしやすくなった要因の一つですね。
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日本No.1の実績:
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日本国内のグローバル株式アクティブファンドの中で純資産総額 第1位!
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数あるアクティブファンドの中でトップに立っているという事実は、多くの投資家からの信頼と期待の表れです。「何か良い投資信託ないかな?」と探している人にとって、この実績は非常に心強い判断材料になりますよね。
2.「世界のベスト」ってどんなファンド? ~株式投資の”王道”を歩む~

さて、その輝かしい実績を持つ「世界のベスト」ですが、具体的にどのような運用方針を持っているのでしょうか?動画では、その核心となる投資哲学が語られていました。
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投資対象:日本を含む先進国の株式
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銘柄選定:運用チームが「ベスト」と考える企業40~50銘柄に厳選して投資
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投資哲学:「株式投資の王道」を実践
ここで注目したいのが「株式投資の王道」というキーワードです。これは、「世界のベスト」が最も大切にしている考え方で、以下の3つの観点に着目して投資を行うことを指します。
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成長(Growth): 将来的に利益成長が期待できる企業
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配当(Dividend): 安定した配当を生み出す企業(インカムゲインの源泉)
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割安(Value): 企業価値に対して株価が割安と考えられる企業
「成長株」「配当株」「割安株」、どれも株式投資ではよく聞く言葉ですよね。多くのファンドは、例えば「成長株だけに特化」したり、「割安株を中心に投資」したりと、特定のスタイルに偏ることがあります。
しかし、「世界のベスト」の大きな特徴は、特定のスタイルに偏らないこと。成長性、配当、割安性という3つの要素をバランス良く見ながら銘柄を選定していくのです。
これにより、市場がどのような状況(相場の天気)であっても、安定したパフォーマンスを目指す「全天候型」の運用を志向しています。
例えば、成長株がもてはやされる局面でも、割安株が見直される局面でも、どちらか一方に極端に振れることなく、安定的なリターンを追求できるポートフォリオを構築しようとしているわけです。
これは、長期的な資産形成を目指す上で非常に重要なポイントと言えるでしょう。
3.「顔の見える運用」~成功を支える運用チームの素顔~

「世界のベスト」のもう一つの特徴として、「顔の見える運用」が挙げられます。これは、誰がどのような考えで運用しているのかが、投資家にとって分かりやすいということです。
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運用拠点:イギリスのヘンリー・オン・テムズという小さな町

意外かもしれませんが、ロンドンのような金融センターではなく、ロンドンから西へ電車で1時間半ほどの、テムズ川が流れる穏やかな町に運用拠点を置いています。動画で紹介されていたオフィスは、緑に囲まれた邸宅のような雰囲気で、いわゆる「オフィスビル」のイメージとはかけ離れていました。
なぜ、あえて都会から離れた場所に拠点を置くのか?
それは、日々の短期的な市場のノイズから距離を置き、中長期的な視点でじっくりと企業分析や運用戦略に取り組むためだそうです。落ち着いた環境で、長期的な価値創造に集中できる体制を整えているのですね。
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運用責任者の情報発信: 運用責任者が自らメディアの取材に応じるなど、積極的に情報発信を行っています。これにより、投資家は運用者の考え方や哲学を直接知ることができます。
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徹底した企業リサーチ:
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オンライン会議だけでなく、運用チームのメンバーが実際に企業のオフィスを訪問してミーティングを行うことも重視しています。
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日本企業への投資判断においても、アナリストが来日して直接企業調査を行っています(直近では2024年12月に来日)。
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このように、現場主義に基づいた徹底的なリサーチと、運用者の顔が見える透明性の高い情報開示が、投資家からの信頼につながっていると言えそうです。
4. 厳格なプロセスが生む「厳選ポートフォリオ」

では、具体的にどのようにして投資する40~50銘柄を選び抜いているのでしょうか?動画では、その運用プロセスも紹介されていました。
【世界のベスト 運用プロセス】
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Step 1:アイデア創出とスクリーニング
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独自の分析やチーム内のディスカッションから生まれた投資アイデアについて、グローバルな同業他社と比較。
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定性面(ビジネスモデル、経営陣の質など)と定量面(財務データなど)の両面からスクリーニング(ふるい分け)を行います。
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Step 2:詳細分析と企業評価
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スクリーニングを通過した銘柄について、さらに詳細な分析を実施。
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企業経営陣との面談などを通じて、ビジネスの強みや潜在的なリスクを深く理解します。
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将来3~5年程度の業績予想モデルを作成し、企業価値を評価します。
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Step 3:ポートフォリオ構築とリスク管理
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詳細分析の結果、投資候補となった銘柄について、期待されるリターン水準や、既に保有している他の銘柄との相関(値動きの連動性)などを考慮。
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最終的に、リスクバランスの取れた40~50銘柄からなるポートフォリオを構築します。
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この全プロセスを通じて、徹底したリスク管理が行われている点が重要です。単にリターンを追求するだけでなく、市場が変動した際の影響を抑えることも常に意識されています。これが、先ほど述べた「全天候型」運用、つまり「あらゆる市場局面でもパフォーマンスを発揮できるファンド」を目指すための基盤となっているのです。
5. パフォーマンス分析 ~2024年の市場と「世界のベスト」の立ち位置~

投資家にとって最も気になるのは、やはりパフォーマンスでしょう。動画では、過去のパフォーマンスと、特に直近1年間の動きについて詳しい解説がありました。
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長期的な実績:
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過去3年間(2021年末~2024年末)のパフォーマンスを見ると、「世界のベスト」は信託報酬(コスト)控除後で、世界株式の代表的な指数(MSCIワールド指数など)を上回る実績を上げています。長期で見れば、アクティブファンドとしての付加価値を発揮してきたと言えます。
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2024年の市場環境とパフォーマンス:
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2024年は、「マグニフィセント・セブン」と呼ばれる米国の超大型ハイテク株(Apple, Microsoft, Alphabet(Google), Amazon, Nvidia, Meta(Facebook), Tesla)が市場全体を強力に牽引した年でした。S&P500指数などの上昇も、これらの銘柄の影響が非常に大きかったのです。
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一方で、「世界のベスト」は、これらのマグニフィセント・セブン銘柄への投資比率は限定的でした(一部保有していたNvidiaも株価上昇を受けて2023年中に売却済み)。ポートフォリオの大部分は、それ以外の多様な業種・地域の銘柄で構成されています。
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その結果、2024年のような特定の超大型株だけが突出して上昇する局面においては、市場平均(特に米国株指数)に対してパフォーマンスがやや劣後する場面も見られました。動画でもこの点は率直に認められていました。
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「あれ?じゃあ、やっぱりインデックスの方が良かったんじゃ…?」と思うかもしれません。しかし、ここからが「世界のベスト」の真骨頂とも言える重要なポイントです。

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下落局面での強み(ダウンサイド・リスクの抑制)
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「世界のベスト」は、市場が大きく調整(下落)する局面では、相対的に安定した値動きを示す傾向があります。
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動画では、過去の市場下落局面(2022年全体や、記憶に新しい2024年8月~10月頃の調整局面)におけるパフォーマンス比較が示されていました。これを見ると、「世界のベスト」は世界株式や米国株式、日本株式と比較して下落率が小さく抑えられ、かつ、その後の回復も早い傾向が見て取れます。
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これは、「株式投資の王道」(特に割安性や配当への着目)に基づき、株価下落リスクが比較的小さいと考えられる銘柄を選定していることや、特定のセクターや国・地域に極端に偏らない分散されたポートフォリオを構築していることの結果と考えられます。
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つまり、「世界のベスト」は、上昇局面で市場を大きく上回ることを狙うというよりは、下落局面でのダメージを抑えつつ、長期的に安定したリターンを積み上げていくことを目指すファンドだと言えるでしょう。「全天候型」という言葉が、ここにも繋がってきますね。
良い時もあれば、少し苦手な局面もある。それを理解した上で、長期的な資産形成のパートナーとして付き合っていくことが大切です。
6. 下落局面こそ好機!~具体的な投資行動事例~

運用チームは、マーケットが下落する局面や、ボラティリティ(価格変動)が高まる局面を、「割安になった優良銘柄に投資できる良い機会」と捉えているそうです。まさに、「株式投資の王道」における「割安(Value)」の考え方を実践している場面ですね。
動画では、2024年の下落局面で行われた具体的な投資行動として、2つの「買い増し」事例が紹介されました。
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事例1:ブロードコム(Broadcom Inc.)
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企業概要: 通信向け半導体の世界的大手。ソフトウェア事業なども展開し、安定的な収益基盤を持つ。AI関連銘柄としても注目されている。
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投資経緯: 2021年から投資を開始。分散された事業ポートフォリオや安定収益性を評価。
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2024年の動き: AI需要への期待から株価が大きく上昇した後、2024年夏ごろに一時的に株価が調整する場面がありました。運用チームはこの下落を「良い買い場」と判断し、保有していたブロードコム株を買い増ししました。タイミング良く買い増しできたことで、その後の株価回復の恩恵を受けることができたそうです。
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(補足)Nvidiaとの比較: AI関連で注目されるNvidiaは、2023年に株価が急騰した際に「割高感がある」と判断し、一旦全売却。その資金の一部でブロードコムを追加購入していたという経緯も明かされました。常にバリュエーション(株価の割安度)を意識していることがうかがえます。
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事例2:LVMH モエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトン
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企業概要:ルイ・ヴィトン、ディオール、ティファニーなど、多くの高級ブランドを傘下に持つ世界最大のラグジュアリー・コングロマリット。
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投資経緯:2023年9月から投資を開始。当時、中国経済の減速懸念などから株価が下落していましたが、運用チームは同社の強力なブランド力、価格決定力(値上げできる力)、長期的な成長性を高く評価。過去の株価水準や競合比較から見ても「割安」と判断し、投資を開始しました。
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2024年の動き:その後も株価が軟調に推移する局面がありましたが、運用チームは自信を持って追加購入(買い増し)を実施。結果的に、その後の株価上昇の恩恵を受けることができました。
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これらの事例から分かるのは、単に市場が下がったから買うのではなく、
①元々ビジネスモデルや競争力を高く評価している優良企業が、
②市場のセンチメント(雰囲気)などによって一時的に割安になったタイミングを捉えて、
③自信を持って投資(買い増し)している、ということです。
ちなみに、銘柄の平均的な保有期間は3年~5年程度とのこと。じっくりと企業価値の向上を待つ、長期投資のスタンスですね。
7. ポートフォリオの「個性」~他のファンドとの違いは?~

「世界のベスト」が他の多くの世界株式ファンドと一線を画している点は、そのユニークなポートフォリオ構成にも表れています。
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セクター(業種)別構成比(2024年末時点のイメージ):
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比率が高い: 資本財・サービス、金融 など
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比率が低い: 情報技術(いわゆるハイテク)
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国・地域別構成比(2024年末時点のイメージ):
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北米: 約5割程度
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欧州: 約4割程度
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その他
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この「情報技術セクター比率の低さ」と「欧州比率の高さ」が、「世界のベスト」のポートフォリオを、他の多くのファンドや指数とは全く異なるものにしています。
8. なぜ今、「世界のベスト」があなたのポートフォリオに必要なのか?
ここまで見てきた「世界のベスト」の特徴を踏まえると、このファンドを自身の資産運用ポートフォリオに加えることには、以下のような意義があると考えられます。
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分散効果の向上:
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もしあなたが、S&P500や全世界株式(オール・カントリー)などのインデックスファンドを中心に投資している場合、その中身は米国株やハイテク株に大きく偏っている可能性があります。
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そこに、構成銘柄や国・地域配分が大きく異なる「世界のベスト」を組み合わせることで、ポートフォリオ全体の分散効果を高めることが期待できます。異なる値動きをする資産を組み合わせることで、全体のリスクを抑制し、より安定的なリターンを目指すことができるのです。
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「全天候型」アクティブ運用への期待:
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特定の市場環境に左右されにくい「全天候型」の運用を目指しているため、相場の変動に一喜一憂せず、長期的な視点で資産形成に取り組みたい投資家にとって魅力的な選択肢となり得ます。
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特に、下落局面での安定性を重視する方にはフィットする可能性があります。
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米国・ハイテク集中リスクへの備え:
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近年の米国株やハイテク株の集中上昇に対して、「このままで大丈夫だろうか?」と懸念を感じている投資家もいるかもしれません。「世界のベスト」は、そうした集中リスクを意識的に回避したポートフォリオを構築しているため、リスク分散の一環として検討する価値があります。
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「顔の見える運用」への信頼:
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どのような哲学を持ち、どのようなプロセスで運用されているのかが明確であるため、安心して長期的に付き合えるアクティブファンドを探している方にも適しているでしょう。
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もちろん、アクティブファンドである以上、インデックスファンドよりも信託報酬などのコストは高めに設定されています。また、過去のパフォーマンスが将来を保証するものではありませんし、市場環境によってはインデックスファンドに劣後する可能性もあります。
しかし、「世界のベスト」が持つ独自の投資哲学、徹底したリサーチに基づく銘柄選定、そして市場の下落局面に相対的に強いといった特徴は、コストを支払ってでも、ポートフォリオの一部として組み入れる価値がある、と考える投資家が増えているからこそ、この驚異的な成長につながっているのではないでしょうか。
9.後編:インベスコの世界のベスト&世カエル、徹底解説!
今回の対談動画は、実は前編と後編に分かれています。この記事でご紹介したのは主に前編の内容です。後編では、さらに踏み込んだポートフォリオの話や今後の見通しなどが語られていますので、興味のある方はぜひ、「マネアドチャンネル」で後編もチェックしてください!
【ご留意事項】
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当記事は、特定の金融商品の購入を推奨するものではありません。投資の最終決定は、ご自身の判断と責任において行ってください。
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投資信託に関するリスクや費用(購入時手数料、信託報酬、信託財産留保額など)については、必ず最新の投資信託説明書(交付目論見書)をご確認ください。
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記事中の日付や数値は、基にした動画の収録日(2025年2月10日)時点の情報に基づいています。
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ここまでブログを拝読いただきありがとうございます。
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