ご相談者の背景と悩み
50代の女性相談者さんは、金融機関での勤務経験があり、資産運用に関する知識がある程度持たれています。しかし、両親が相次いで亡くなり、まとまった相続のお金が入ったことでその資金をどのように運用し、お子さんに残すべきか悩んでいました。特に、インフレや円安といった経済的な不安定要素を考慮し、将来のために資金をどのように増やすべきか、相談に来られました。
相談者とカウンセラーのやりとり
相談者:
「こんにちは。実家の両親が相次いで亡くなり、相続したお金がありまして…。ただ、自分で使ってしまうのではなく、子どもたちのために残したい、なるべく増やしてから残したいという気持ちで相談に来ました。」
カウンセラー:
「お聞きしたところ、息子さんが大学に入られたばかりで、これからの資金の運用について心配されているということですね。」
相談者:
「そうなんです。主人も私も働いていて、日々の生活に困ることはないんですが、これからどれだけインフレが進むのか、円安が進むのか、とても不安で…。将来、子どもたちが安心して生活できるように、少しでも資金を増やして残してやりたいんです。」
資産運用の経験と不安
相談者さんはこれまで、おこづかい程度の資金で株の売買をネット証券を通じて行っていましたが、今回の相続のお金に関しては「遊び感覚で扱ってはいけない」と感じ、プロの助言を求めることにしました。特に、子どもたちが将来、安定した生活を送るために、どの程度の資金をどのように運用すればよいかが大きな関心事です。
相談者:
「以前は少しだけ株を買ったりしていたんですけど、今回のような大きな額を運用するのは初めてで…。自分でやるのは不安で、プロの方に相談したいと思いました。」
カウンセラー:
「それは正しい判断ですね。特に長期的な運用となると、しっかりとした戦略が必要です。」
カウンセラーからの初期アドバイス
カウンセラーは、相談者さんの背景と現在の資金状況を確認し、相続のお金を長期的に運用するためのアドバイスを行います。まずは、インフレや円安に対する不安を軽減するため、ドル資産を含めた多様な資産配分を提案します。相談者さんは、自身でも少額ながら外貨預金を保有しており、ドル資産の重要性を理解しているため、この提案に共感を示します。
カウンセラー:
「インフレや円安に対応するためには、ドル資産を持つことも一つの方法です。現在、円安が進んでいますので(相談時)、ドル資産を持つことでリスクを分散することができます。」
相談者:
「なるほど、それなら安心ですね。実際少し外貨の預金はありますが、もっと考えてみたいと思います。」
資産配分と具体的な投資先の選定
相談者さんは、マネアドのYouTubeで見たアライアンス・バーンスタインが運用する「米国成長株投信」やレオス・キャピタルワークスが運用する「ひふみプラス」といった投資信託に興味を持っており、これらをポートフォリオに組み込むことを希望しています。カウンセラーは、これらの投資信託に加えて日本株や米国株、新興国株の配分についてもアドバイスを行い、リスク分散の観点から長期的な運用を進める方針を提案します。
カウンセラー:
「投資信託も良い選択です。「米国成長株投信」や「ひふみプラス」などの投資信託をポートフォリオに組み込むことで、リスク分散が図れます。また日本株や米国株、新興国株も考慮に入れて、バランスの取れた運用を目指しましょう。」
相談者:
「そうですね、特にアライアンスさんの米国成長株投信はぜひ買いたいと思っています。」
NISAの活用と資金分割の戦略
NISAを活用して、どのように資産を分割して運用するかが議論されました。カウンセラーは、相談者さんが長期的に資産を増やすために、NISA枠を活用して複数回に分けて購入することを提案します。また、年間110万円までの贈与税が非課税であることを活用し、子どもたちの口座を活用して資産を移転する方法も検討されました。
カウンセラー:
「NISAを活用すれば、複数回に分けて資産を購入することができます。また、贈与税が非課税になる年間110万円までの枠を活用して、子どもたちの口座に資産を移すことも検討しましょう。」
相談者:
「そうですね、その方法も考えてみます。」
相場観とタイミングの重要性
相談者さんは、資産購入のタイミングについても不安を抱えていました。カウンセラーは、相場が上昇するタイミングを見極めるのは難しいが、複数回に分けて購入することでリスクを分散できるとアドバイスします。相談者さんは、日経平均が上昇する可能性を考慮しつつ、長期的な視点で投資を行う意欲を示しました。
カウンセラー:
「相場のタイミングを見極めるのは難しいですが、複数回に分けて購入することでリスクを分散できます。」
相談者:
「そうですね、一度に購入するのではなく、少しずつ買っていく方法が安心できそうです。」
今後の方針と相談者の安心感
カウンセラーのアドバイスを受け、相談者は自身の資産運用計画に対する不安を軽減し、前向きな姿勢を見せました。特に、10年から20年の長期にわたり資産を運用し、子どもたちに安心して資金を残せるようにすることが目標です。カウンセラーも、この目標に向けて具体的な提案を行い、今後も相談を続けていく意向を示しました。
相談者:
「長期的に見て、子どもたちに安心して資金を残せるようにしたいです。」
カウンセラー:
「その目標に向けて、しっかりサポートさせていただきます。」
「SBI証券主催資産運用フェス2024」に出展いたします
ここまでブログをご視聴いただきありがとうございます。マネアドは、2024年9月8日(日)に東京国際フォーラムにて開催される「SBI証券主催資産運用フェス2024」に出展いたします。
当日はマネーアドバイスセンター所属のIFAである外務員の8名が資産運用相談アドバイザーとして出席する予定です。どのような外務員が出席するかは、下記の動画から確認することができます。IFAに相談したいお客様がいらっしゃれば、特定の外務員を指名していただいて相談することも可能ですので、下記のURLからお申し込みください。当日皆様にお会いできることを楽しみにしております。
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〈ノベルティ配布〉
マネーアドバイスセンターのブース来場者には当社オリジナルタオルを配布。
※ブース展示においては、マネーアドバイスセンターが取り扱う金融商品についてのご説明および勧誘、取引の推奨、売買の提案等を行うことがあります。
▶︎マネーアドバイスセンターの詳細については、以下URLをご確認ください。
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