IFAの募集・採用情報|IFAを目指す方へのメッセージ|マネアド代表 志田正憲

マネーアドバイスセンター株式会社から IFAを考えていらっしゃる方へのメッセージです。 私は、日本の個人金融資産のアドバイザーの中でIFAの方が増えることが、本当に個人投資家の方のためになると思っています。 ですから、今IFAになるかどうか?を迷われている方にとって、この文章が参考になって弊社もしくはどこかのIFA法人で働かれるIFAが増えて欲しいと強く思っています。

①マネーアドバイスセンター株式会社の現在の体制

IFAとして6人と事務3人で、少しずつ人員を増やしています。
東京都千代田区二番町の本社を拠点に、埼玉県越谷市に注文執行を集中して受ける支社を置いています。大阪で働いているメンバーもいます。

②IFAとして独立したきっかけ

『会社にしばられない生き方、会社にしがみつかない生き方』を目指せとアドバイスしてくださるお客様がいらっしゃいました。
この方は大手スポーツ用品メーカーのヨネックスの役員をあっさり辞めて、自分で会社を作りスポーツ用品の輸出入をされていました。
会社の知名度や安定性でなく、自分がどんな仕事がしたいのか?働くことの生きがいとは何か を気づかせていただけた方です。
私の勤めていた証券会社は、2006年末に有価証券報告書の粉飾決算問題が発覚して、結局上場廃止になりました。

株式会社日興コーディアルグループに係る発行登録追補書類の虚偽記載に係る課徴金納付命令の勧告について(証券取引等監視委員会)

役員や会社の不正に社員として振り回される過程で、会社に属さないIFAの働き方を選択しました。

③IFAになってよかったところ

Ⅰ 性格としての IFAに向くか 向かないか?

IFAになって13年。経済的に苦しい時も 奥様に嫌味を言われても 強がりでなく一度も後悔したことがありません。
後悔してもやり直せないし、それだったら前に進むしかないと思っているし 嫌なことは一晩寝たら忘れるようにしてます。根拠のない自信と楽観性 これは性格でしょうか。
サラリーマンの時を振り返るに 仕事を習っている修行時代の1~2年は素直に聞きますが、一人で仕事ができるようになると あれこれ指示されるのが大嫌いでした。結果は出すので 口ははさまないで欲しいと。実績のある方からの指図でも、あなたとは能力も性格も違うので・・・・と心の中でつぶやいてました。まあ実績ある人ほど細かい指図は出されないものです。実績のない上司だと最悪で、右から左に聞き流していました。だって 実績あがってないあなたがなぜ私に指図するのか・・・・???。指示されたり指図されるのが嫌いな性格なので サラリーマンより独立事業者である IFAに向いているのだろうと思います。

Ⅱ 一般に言われているIFAになってよかったこと

①お客様のためになれる→
これは強く感じます。信頼していただいているお客様に ノルマのための無理な取引を続けているうちに嫌われる、関係が悪化する そうなりたくない という気持ちは営業系証券マンは持っていると思います。
かなり強いストレスになります。これがなくなるだけでも仕事が楽しくなります。
②転勤がないこと、ノルマがないこと →
この2つのメリットについては、IFAの仕組みや制度から たしかにそういうメリットになる訳ですが、IFAを目指す理由としては弱い気がします。なぜなら証券営業マンとして営業で実績をあげれば、異動先の希望が聞いてもらえて、本社に勤務し営業以外の職種に就くことが可能だからです。
同じ証券会社でも、本社の非営業職として働き続けることができれば ノルマや住居の移動を伴うような転勤のない働き方ができます。のでIFAのメリットではありますが、IFAになる強い動機にはならないと思います。

Ⅲ 私の思うIFAのメリット

次の2つです
1つは自由な働き方、時間の使い方、工夫の余地が無限にあることで、「仕事の面白さ」を感じられることだと私は思っています。
営業の仕事の醍醐味=面白さは 自由な発想で工夫して、アイデアを出し、思い切った仕事の仕方をすることができて結果につながった時だと思っています。
「アイデア(工夫)」× 「時間(努力)」 = 結果(成果) です。
アイデアや工夫をすることで別の営業マンと差別化を図り、単純労働になりがちな営業という仕事を 創造性のある楽しい仕事にできます。これこそが営業の醍醐味かと私は思っています。
しかしながら最近の大手金融機関の営業現場では 電子機器の発達と営業を管理する方向性とが進んだ結果、個別の営業マンの居場所をGPSで管理したり、お客様との会話を全部録音したりといったことが行われています。
営業マンの個性や独自の営業スタイルを抑えつけて、管理することで均質的な営業スタイルを目指しています。
その結果会社のブランドを前面に出して 働き方を指図する営業が一般的になっています。
営業マン=売り子 で 工夫したり違う動きをすることは歓迎されません。

IFAはこの対極にあります。お客様との付き合いの過程では、とことん付き合えば付き合うほど人に話せない話やくだらない話、聞かれたくない話が多くなります。
家族内の問題、異性関係の話、お金にまつわる話と担当者にだけ話したい話がたくさんあります。
営業マンとして信頼されてると感じる時でもあり、1番それが仕事としても楽しみでもあります。
だから、それがなくなりつつあるサラリーマン証券営業マンには、営業としての仕事の面白みがないと思います。
逆にそういう意味で、IFAの営業の仕事というのは魅力が高まっていると思います

第二のIFAの魅力が、仕事の分野としての「IFAという職種」がかなり拡大するのではないかと言う点です
大手の証券会社の営業マンと比べてIFAと言う仕事を考えると、現時点でいろいろ問題点があります。
IFAと言う仕事の知名度がない。大手の証券会社や銀行に比べてブランド力がない。新規公開株式の配分も大手に比べて取り扱いが少ない。等々問題点をあげればたくさんあります。
一方で、既存の金融機関の販売体制ノルマ体質への嫌気がお客様にある。お客様自身が賢くなってきて、無理な販売を見抜く力がついてきている。
外部環境として 低金利の中で年金制度の崩壊等があり資産運用に対するニーズが高まっている。

問題点を解決しながら、自分の工夫で仕事を進めていこうとするタイプの人間にとっては非常に魅力的なマーケットが広がっています。問題点があるが故にマーケットとしては、現在小さい。
しかしながら 問題点を解決できればマーケットとしての広がりが大きいと感じます。
近い分野である保険代理店と比べてみると、保険代理店は10年以上前に中小の代理店がいろいろたくさんあったのが今や大手の代理店に集約されています。また販売商品としても、節税保険が販売停止になり、マーケットとして拡大が見込みにくくなっています。
一方でIFAは現在登録人数約4000人強。業者数約900社。平均4.44人。大半の業者が個人事業者です。
この混沌とした状況であるが故に、今からでも工夫次第で大きくなれる余地はいくらでもあるマーケットと思えます。
縮小するマーケットで頑張るよりも、拡大するマーケットで努力した方がリターンも大きいと考えます。

④マネアドの特徴

ネットで情報比較が可能な、今の時代にマネーアドバイスセンターにIFAとして働くことを考えて面談に来てくれる人たちは、最大手のIFA法人を含む何社から情報収集されて検討されている方がほとんどです。報酬率の差はほとんどないと思います。

その人たちに私が説明している2つの特徴があります。
私の会社運営上におけるこだわりと言えると思います。

第一の特徴は、『インディペンデント』=『独立』した立場についてです。独立した立場については徹底的にこだわります。

インディペンデントファイナンシャルアドバイザーという職種の名前通りに、証券会社からの独立性をIFAの特徴と説明するところが多いです。
資本的なつながりがないだけでなく、日常的な業務においていっても、私自身があれこれ指図されることが大変嫌いなので、証券会社からの指図を一切されないように心がけています。
逆に言えば日常業務において介入してくる証券会社とは取引しない、そういう考え方でIFA法人を運営しています。
また、同じ考え方からマネーアドバイスセンター株式会社に所属していただく、それぞれのIFAの人に対しても、その働き方や勧める商品について、私自身は一切介入しないことにしています。
コンプライアンスに充分留意することと、終身の担当者としてお客様に喜んでいただける提案をすること、この2つは必ず守って欲しいです。
それさえ守っていただければ、どういう仕事の進め方、どういう働き方を、個々のIFAの方がされようと私は一切干渉しません。
例えば、私自身がいいと思う運用方法や運用商品と違うものを、個々のIFAがお客様に提案するとしても、IFAとお客様の関係性を尊重して全く介入しません。

第二の特徴は、『クリエイティビティー』=『創造性』です。

既存の概念にとらわれずに、新しい働き方や報酬を一人ひとりのIFAとの間に考えていきたいと思っています。一人ひとりのIFAの方は、サラリーマンと違って決定権を持つ事業主です。

事業主として、所属するマネーアドバイスセンターとの関係性である、働き方や報酬率は、いろいろなルールがあっていいと思います。
それぞれの人が考えて『こういうルールでどうでしょう?』と言うふうに提案してもらえれば、お互いに考えながら新しいルールを作っていくことが可能だと思っています。

例えばこのマトリックスであれば専業と副業、証券経験者と未経験者 この2つの軸の中でいろんな働き方、いろんな報酬率の考え方があっていいと思います

Aに属する人 → 大手証券か外資系プライベートバンカーから IFAへ 一般的なIFAの方。 報酬率やマネアドが取引できる証券会社に要望をお持ちです。

D に属する人→   経験者だが転職後、別の仕事について IFAを副業にして働きたい方。出社義務他 働き方や働く時間に要望をお持ちです

B→ Cを経験してからBに

Cに属する方→ 未経験者なので 勧誘や受注についてはマネアドの担当者のサポートが必要です。
百貨店の外商セールス の副業としてのIFA
高級外車ディーラーセールスの副業としてのIFA
ハウスメーカーの営業マンの副業としてのIFA
出版社の編集者の副業としてのIFA

その他 これから新しい仕事の副業としてのIFAをそれぞれの方と開発できればと思っています。

⑤IFAを考えている方へのメッセージ

社長表彰ゼロ。本部長表彰1回。普通の営業マンだった私でも 一つのきっかけでIFAに なって 働き続けて13年目です。
トップセールスマンの方も歓迎しますが、普通のセールスの方も お待ちしてます。
普通の営業マンがIFAになるためにどうすればいいかを 一緒に考えて行きたいと思います。
新型コロナウイルスの収束後の世界がどうなるか予測もつきませんが、一人一人のサラリーマンの方にとっては「なんのために働いているのか」「今の仕事でいいのか」 を考え直すいい機会ではないかと。
IFAを迷われている方は これを機会に IFAとして走り出してみませんか

 

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